いつしか、撮影した外猫を公開するとき、詳しい撮影場所は書かないのがマナーとなった。理由は簡単。そこに猫がいっぱいいるとわかるとロクなことにならないから。
この連載でも、そこに猫がいるのが周知な場合(たとえば、尾道とか)を除くと、具体的な場所は書かないようにしてる。
で、今回は世田谷区の上馬にある感応寺という浄土宗のお寺の猫。鉄道的には駒澤大学と松陰神社前のちょうど中間くらい。
いきなり書いてますが、ちゃんと撮影と公開の許可をいただいたのだ。為念。
このお寺、境内にペット斎場(せたがやペット斎場)や動物供養塔を持っており、動物にも優しいのだ。春と秋には「動物供養大祭」も執り行なわれている。
そして猫専用のTwitterアカウントもあるし、境内で猫を何匹か保護しているのである。
この猫連載でも一度取り上げさせてもらったのだが、久しぶりにここの猫と戯れたくなったので自転車を飛ばしていってきた。
で、境内に入るといきなり受付猫(冒頭写真)。よろしくお願いします、と挨拶。お寺の方にも挨拶。
さあ猫たちはどこにいるかなと本堂へ近づいていくと、丸くてほわっとした猫ベッド発見。そこに気持ちよさそうに寝てました。
本堂に上がる階段の両脇にも猫ハウスが。
時刻は14時半。ちょうど猫のお昼寝タイムなのだな。
だから起こさないようちょっと遠くからしゃがんで撮影し、他の猫はどうしてるかなとキョロキョロしてると、さっきハウスにいたハチワレがいつのまにか足元にとことこと。
急に猫が来たのであわてて撮ったのが足。このハチワレ、後ろ足の先だけが白いホワイトソックス状態で、思わずカメラを向けちゃったのである。
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