UPSは回線と電源同時にほ保護できる!
■UPSを導入していれば……?
UPSは電源を必要とするあらゆる機器に有効だ。業務続行が優先事項になるSOHOならば、光回線終端装置も十分保護の対象となる。
たとえば前述のシュナイダーエレクトリック製「APC RS」シリーズには、電源を供給するコンセントのほか、電話回線やLANなどを過電流から守る「回線サージ保護機能」も搭載されている。
この回線サージ保護機能を利用するには、光回線終端装置などのネットワーク機器について、回線を「壁面のモジュラージャック→ケーブル→UPS→ケーブル→終端装置」と接続し、電力側を「壁のコンセント→UPS→光回線終端装置」と接続すればいいだろう。これで、落雷時などの過電流から機器を保護できる。
UPSの仕様を見るとたいていの製品には、バッテリー電源を供給してくれるコンセントのほかに、サージ対策専用のコンセントが別に備わっているだろう。
そこで、停電時に電源が落ちてもまあしょうがない……と諦められる機器、たとえば複合機や外部ディスプレーなどは、サージ対策専用コンセントを経由することで、落雷やブレーカー復帰時の電源トラブルを防げる確率がぐんと上がるというものだ。
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本記事の内容についてアンケートを行ないます。お答えいただいた方々のなかから抽選で1名様にシュナイダーエレクトリックのUPS「APC GS Pro 500」をプレゼント。
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(次ページでは、「UPSの定番「APC RS 550」を使ってみる」)