ライオン事務器は3月6日、同社の紙折機のオプションとして業界初のエアーフリクション給紙機構を持つ「エアーさばきユニット」を発売した。
折込チラシなどに用いられる紙折機はコピー機などと同様にローラーで給紙するのが一般的だが、表面が滑らかな薄手コート紙では紙が貼り付いてスムーズな給紙は難しかった。空気圧で吸い込むエアー給紙機構を持つ紙折機もあるが、高価なうえ機械が大きく調整も難しいなどの問題があった。
エアーさばきユニットは同社の紙折機用のオプションで、給紙トレイ部分にセットしたユニットからエアーを送ることで用紙1枚1枚をさばき、用紙の貼り付きを解消する。電源はAC100Vで装着はワンタッチ、対応用紙サイズはA4~A3、風量は無断階で調整できる。価格は5万9184円。