SAS 12Gbpsインターフェースに対応する3.5インチHDD「Enterprise Capacity 3.5 HDD」シリーズがSeagateから登場、オリオスペックで販売が始まっている。
「Enterprise Capacity 3.5 HDD」シリーズは、Seagateの第8世代プラットフォームに位置付けられる、エンタープライズ向けの大容量HDDシリーズ。SAS 12Gbpsインターフェースに対応する製品で、初の3.5インチHDDとなる点もトピックだ。
主なスペックは、回転数7200rpm、キャッシュ容量128MBで、最大連続転送速度は226MB/s。T10およびT13の電源管理基準に準拠し、従来モデルに比べ最大90%以上消費電力を削減した。そのほか、MTBF(平均故障間隔)は14万時間で、24時間365日稼働時の年間故障率は0.63%。デスクトップHDDの10倍となる、最大550TB/年のワークロードをサポートしている。
発売されたのは2TBモデルの「ST2000NM0034」で、価格は2万4000円(税抜)。4TBモデル「ST4000NM0034」や6TBモデル「ST6000NM0034」も近日中に入荷予定だ。
訂正とお詫び:初出時、文中とキャプションに誤りがありました。お詫びし、訂正致します。(2014年9月26日)