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法人向けクラウドストレージサービス、ウイルスチェック機能も標準実装

スターティア「セキュアSAMBA」スマホ対応など機能刷新

2014年07月08日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 スターティアは7月7日、法人向けクラウド型ファイルサーバー「セキュアSAMBA」のフルリニューアルを発表した。セキュリティ機能の強化、ウイルスチェック機能の標準実装、スマートデバイスアプリの正式提供などの変更点がある。

「セキュアSAMBA」iOSアプリの画面例

 セキュアSAMBAは現在、官公庁から大手企業、中小企業まで約3万人のユーザーが利用する月額制のクラウドストレージサービス。PC上のファイルをドラッグ&ドロップで簡単にクラウドへ移動でき、直接編集もできる。

 今回のフルリニューアルにより、従来のID/パスワードによる認証に加え、アクセスできる端末(PC、スマートフォン)を制限できる機能が加わった。グローバルIPアドレスによるアクセス制限、さらにファイルやフォルダごとの閲覧権限設定も可能。

 また、これまで有料オプションだったウイルスチェック機能を全プランに標準実装した。これは、ファイルのアップロード時にウイルスチェックを実行する機能。

 スマートデバイスアプリはiOS/Android用が用意されており、直接ファイルにアクセスできる。またスマートデバイスの内蔵カメラで撮影した写真をアップロードする機能、シャープ製複合機と連携したファイルの直接印刷機能も備える。

 ダウンロードリンクを生成し、大容量ファイルをメール添付することなく他のユーザーと共有する機能も追加された。パスワードによるアクセス制限も可能。

 サービス体系も共用サーバー型、専用サーバー型(物理サーバーを1顧客で占有する)に分かれている。共用型は初期費用1万円、月額料金5000円から(5ユーザー、ディスク容量20GB)。専用型は初期費用3万円、月額料金2万4800円から(20ユーザー、100GB)。

 スターティアでは、セキュアSAMBAの導入によって、従業員が個人向けクラウドストレージサービスを無断使用する「シャドーIT」の削減に寄与するとしている。

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