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アスキースマホ総研 第25回

俺たちファブレッター!? ファブレットの魅力を徹底的に探る!

2014年02月18日 11時00分更新

文● アスキースマホ総研

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ファブレットの3台の魅力を見ていこう
案外大きさには差があるのね

カリー パッと見ただけでもだいぶ外見が違う3台ですが、真上から見ると、随分大きさに差がありますね。

左から、Xperia Z Ultra、G Flex、GALAXY Note 3、iPhone 5sの順。こうして見るとiPhoneだけでなく、ファブレット内でも大きさは結構違う

スピーディー それぞれに機能の特徴差もあるから、「ファブレット」と言っても、「スマートフォン」と一緒であくまで大きな枠と考えた方がいい。

もはや同じスマホなのかと、カリーさんは目を白黒

カリー ソニーモバイル、LG、サムスンとメーカーが異なるのに、ファブレットというくくりの中で3兄弟になったわけか。この3台は桃園の誓いを結んだわけですよ。

ドロイド カリーさんの例えはいつも三國志だな! わかる人にしかわからないよ! あと、どれが張飛なのかとか、話がややこしくなるでしょ!

カリー 世界的にファブレットの代表格なのは、やっぱりGALAXY Note 3?

スピーディー そうでしょうね。日本でも人気があるけど、海外ではGALAXYブランドはとにかく強力。その中でもトップは今はGALAXY Note 3だから。

ドロイド 日本でもGALAXY Noteシリーズは女性ユーザーが増えている印象ですね。超高速でテキストを打ってる女性をよく見かけるようになりました。

慣れればファブレットでも片手操作が可能!

カリー それでもやっぱりファブレットって、片手で操作は難しいのでは? ほらー、画面の上の方には指が届きにくい。

Xperia Z Ultra

G Flex

GALAXY Note 3

iPhone 5

ドロイド 最近はGALAXY Note 3をメインのスマホとして使っていますが、そうでもないですよ。慣れてくると滑らせるように、持つ位置を無意識で変えられますし。

スピーディー カリーさんはiPhoneをメインで使っているから、持つ位置は常に同じで、どうしても指が上に届きにくいという印象を持っちゃうんじゃないかな。

ファブレットでもある程度慣れてくると、操作に合わせて、自然に持つ位置を変えられる

カリー へーへーへー。でも、スマホを使っている最中に持つ位置を変えて、落としてしまったりしませんか?

ドロイド 落としません(断言)。それに裸派(ケースを付けない派)のカリーさんと違って、普段はカバーを付けているし。でもやっぱり普通に使ってて、落とした記憶はありませんね。

カリー 裸派の自分としては、GALAXY Note 3は後ろのプラスチックカバーが持ちやすい感じがする。G Flexも湾曲が手になじみやすい。電源ボタンとボリュームボタンが背面にあるのも片手で操作しやすそう。

ドロイド 普段GALAXY Note 3を愛用している経験からすると、片手で使うことに不自由がないのよ。なので、あとで詳しく紹介するけど、画面の大きさによるメリットがそのまま享受できると。

Xperia Z Ultraはどちらかと言えば
電話もできる小型タブレット!?

カリー ところで、Xperia Z Ultraはさらに一回り以上大きな端末ですよね。

Xperia Z1(左)と比べたところ

ドロイド そうですね。さすがにこのサイズになると、一般的なスマホとは異なる利用スタイルになりそうです。たとえばジーンズの前ポケットには入りますが、少々動きにくくなる。ただ、タブレットと比べると、明らかに小さいし、軽いんですよ!

Xperia Z Ultraもジーンズのポケットに入らないわけではない

スピーディー iPad miniや新型Nexus 7と比べてみたけど、確かに大きさが全然違う。

ドロイド そこが一番重要! まず横幅の92mmというのはパスポートサイズで、女性でも片手で持てるというのを意識したとのことです。実際に片手で持つぶんには全然問題無い。たとえば、新型Nexus 7は114mmもあるので、大きな差がありますよね。さらにiPhoneより薄い(6.5mm)くて、重量も214g。これまでにない、新しいジャンルの端末と言えるでしょう。もっとシンプルに、電話もできる小型タブレットという言い方もできます。

下からiPad mini、新型Nexus 7、Xperia Z Ultraの順

横幅はパスポートとほぼ同じ

スピーディー デザインもいいんだよね。Xperia Zシリーズと連続性があって。金属製の電源キーとか。

Xperia Z1などと共通の側面フレームと電源ボタンがカッコイイ

カリー なるほど、Xperia独自のエクスペリエンスがあるわけですな!

スピーディー ……。一方、G Flexはさらに独創的。前回じっくり語っているんだけど(関連記事)、なんといっても曲面だからね。映像を迫力ある画面で楽しみたいのなら、間違いなく一押し。

前回詳しく紹介したが、G Flexは動画の再生で特に威力を発揮する

ドロイド この2台と比べると、GALAXY Note 3は比較的普通のスマホに近い使い方が可能。それでいてペン操作による手書きメモなどの、ほかにはない機能も持っている。ビジネスユーザーが電子手帳感覚で使うと便利かと。あと細かな部分だけど、バッテリー交換ができるのもうれしいところ。

GALAXY Note 3はやはり独自のSペンが強力

カリー 比べてみると、やっぱりそれぞれ違いますね。


ハイエンド以外にも広がるファブレット

 今回紹介した端末以外にも、海外ではさらに多くのファブレットが存在する。特に日本で売られているようなハイエンドモデルではなく、もう少し安価なモデルでも画面の大画面化が進行している。たとえばサムスン電子はGALAXY Noteシリーズの下にミドルレンジの「GALAXY Mega」を用意しており、ここには6.3型モデルをラインナップ。また、中国メーカーなどもファブレットを前面に押し出している。世界的な流れは完全にファブレットへと進んでいるのだ。

GALAXYブランドのミドルレンジのファブレット「GALAXY Mega」

1月のCESで展示されていたファーウェイのファブレット「Ascend mate2 4G」

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