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ThinkPadシリーズから出た本気の8型タブ

“最強Winタブ”うたう「ThinkPad 8」は本当にいいモノだ

2014年02月03日 17時00分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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「ThinkPad 8 クイックショット・カバー」はマグネット式。溝とThinkPad 8の端を合わせ……

 ThinkPad 8 クイックショット・カバーはマグネットで本体に装着できるカバーだ。価格は4725円と、カバーとしては少々高めの印象だが、その分内側にフェルト調の素材を採用していたり、硬質で丈夫そうな芯材を入れていたりと高級感もある。

磁力でくっつけるだけ! 鮮やかな赤とブラックのコントラストが綺麗

単体で見るとこんな感じ。端のバーにマグネットが仕込まれている

 何よりの特徴は、端の一部めくって折り畳めるようになっていること。“クイックショット”の由来はここにあり、端をめくると自動的に「カメラ」アプリが起動。すぐ撮影に移れるのだ!

このカバーを付けてこそThinkPad 8という感じがする。ぜひセットで購入したいカバーだ

内側にも抜かりなくThinkPadロゴ。シンプルでも凝った造りはさすがThinkPadシリーズ

 さすが純正品だけあって、装着した際の一体感もかなりいい。手帳風の見た目になるので、そのまま使うよりもビジネスツール感が増す印象もある。

端をめくると……

カメラが自動で立ち上がる!

 試用中感じられたのは、ThinkPad 8の上質感と絶妙なサイズ感、ディスプレーの反応の良さだ。特にディスプレーの反応はDragontrailガラスの採用とプロセッサーのパワーもあり、手触り、操作感ともに最高レベル。ひっかかったり反応が遅れたりすることなく、非常にスムースに応えてくれる。薄いので強く押せばたわむが、堅牢感もある。手に持って操作した瞬間に愛着がわいてくる魅力を持った端末だと思う。

 次回は複数のベンチマークテストを実施し、ThinkPad 8の性能を測っていきたい。

ThinkPad 8のスペック
製品名 ThinkPad 8
直販価格 7万2450円 6万1950円
OS Windows 8.1 Pro(32bit)
CPU Atom Z3770(1.46GHz)
メモリー 2GB
ストレージ 128GB 64GB
液晶 8.3型IPS液晶(1920x1200ドット)
LEDバックライト、10点タッチ対応
I/O Micro HDMI、Micro-USB 3.0、microSDカードスロットほか
無線通信 IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0
内蔵カメラ 前面: 200万画素、背面: 800万画素
本体サイズ(W×D×H) 約224.3×132×8.8mm
重量 約430g
バッテリー駆動時間 約8時間(WiFi使用時)
当初、スペック表の構成に一部誤りがありました。訂正してお詫びいたします。(2014年2月3日)

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