音楽アプリを触りまくってきた男たちですが
そもそもコミュ力が足りないのでは……
ニシマキ ともあれ、音楽アプリ部をやられてみて、いかがですか?
ノッツ 僕はAndroidなんですけど、音楽アプリって、iOSの方が探しやすいですよね。Androidは数が多いんですが、怪しいのも多いんです。「これ、使えるのかな? 危なくないのかな?」という選別が入る分、やや手間なんですよ。
コジマ なるほど。やっぱりiPhoneの方がモテるのかなあ。
ノッツ そうは言ってないですけど……。
ニシマキ 話題を戻すと、そもそも音楽アプリでモテる状況って、まずスマホを出して、なおかつそれでコミュニケーションを取ることができる、という状況にあるわけじゃないですか。それって厳しくない?
ノッツ 厳しいですね。
ニシマキ だから逆に、人を惹き付ければいいんじゃないかって。路上でもめちゃくちゃかっこ良くギターを弾くと、わーって人が寄ってくるじゃないですか。あんな感じですよ。
コジマ めちゃくちゃかっこ良く音楽アプリを操ればいいと。……何か、曲芸感があったりしませんか? ギターを弾くのがうまいのと、「ギターを弾く」音楽アプリを使うのがうまいのは、ちょっと違うというか。
ニシマキ 「太鼓の達人」とか「jubeat」とか、音ゲーをすごくうまくやると、ゲーセンで人だかりが出るじゃないですか。
太鼓の達人プラス | |||
---|---|---|---|
価格 | 無料 | 作者 | NamcoBandai Games Inc. |
バージョン | 2.2.1 | ファイル容量 | 48.0 MB |
カテゴリー | ゲーム | 評価 | (3.5) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 4.3以降 |
jubeat plus | |||
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価格 | 無料 | 作者 | KONAMI |
バージョン | 3.5.4 | ファイル容量 | 95.2 MB |
カテゴリー | ゲーム | 評価 | (4) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 5.1以降 |
コジマ それはでも、「かっこいい!」というよりは「すげえ……」って感じじゃないですか。相手が同じゲームをやっていれば、近づけるかもしれないけど。
ノッツ そもそも我々、あんまり外に出ないですからね。
コジマ そうなってくると結局、「コミュ力」の話になってきますよね。外に出て話せないやつが、モテるもクソもないだろうと。
ノッツ まあ社会人ならそうだけれども、高校生とか大学生なら……休み時間とかに。以前「Perfect Piano」で、連弾モードを紹介したじゃないですか(第18回)。あれで男女がイチャイチャできるはずですよ。
パーフェクトピアノ
作者:REVONTULET STUDIO
価格:無料
コジマ これですよ。見せるんじゃないんだ、一緒にやれればいいんだ。
ニシマキ だけど、それもコミュ力が必要なんじゃないの? あんまり知らない女性に「一緒にアプリやりましょう」って言えます?
ノッツ でも、音楽サークルとかだったら、セッションの可能性があるじゃないですか。誰かが鍵盤のアプリで、誰かが打楽器系で……って感じで。場所も取らないし。
コジマ おっ、実用的なアドバイスですよ。ノッツさんを呼んでよかった。
セッションはモテる?
スマホやタブレットを渡して「バンドやろうぜ」が熱い
ノッツ 最近はプロのライブでも、普通にiPadやiPhoneのアプリで音を出したりしていますよね。もう学園祭シーズンは終わりましたけど、「バンドやりたいけど、楽器ができない」って子には、iPadを渡して「これで音を出してみて」って言えば、かわいいあの子とも音楽活動ができるのでは。
ニシマキ タッチするだけで演奏できたりするアプリもありますからね。「Ethereal Dialpad」とか。動画で紹介されていたけど、実にそれっぽかったし(第16回)。
Ethereal Dialpad (synthesizer)
作者:Adam Smith
価格:無料
コジマ iPadを渡してバンドに誘うって、超かっこいいじゃないですか。「これあげるから、バンドに入ってよ」みたいな。
ニシマキ 「パート:タブレット」ってイマドキな感じですよ。アプリの音もバカにできないですからね。
ノッツ まあでも、ある意味では地方のバンドでよく見られる光景ですよね。バンド組んだらベースがいなくて、ギターとベースを両方持ってる奴が、暇そうな人を捕まえて「ベースやってよ」って言うのは、かなりお決まりのシチュエーションですから。
コジマ 田舎の高校とかでありがちなやつだ。軽音楽部の人数がいないから、音楽性とか関係なく、とりあえず集まってとりあえずバンドをやるみたいな。
ノッツ 地方で腕の立つドラマーの人って、そういう経歴だったりしますからね。「バンド組んだけどドラムが叩ける人がいない」っていうので、メタルバンドだったりフュージョンバンドだったりに誘われて、いろんなジャンルを叩かされて。気が付くと、すごく上達してるというパターンです。
ニシマキ いやもう、それを目指せばいいんですよ。音楽アプリでいろんなバンドに参加しているうちに、どんどん技術が上達していく。
コジマ 「なんかめちゃくちゃアプリを使うのが上手くて、どんなバンドでも合わせられる」っていう。「ギターがいない」と言われればギターアプリで、「キーボードがいない」と言われれば鍵盤アプリで。求められているレベルは相当高いと思うけど……。
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