8月19日、キヤノンITソリューションズは、ESET法人向けライセンス製品のWindows XPに対するサポートを、少なくとも2017年2月末まで継続することを発表した。2017年3月以降についても、状況に応じて、期間を延長する可能性があるという。
対象となるのは「ESET Endpoint Protection シリーズ」のプログラム「ESET Endpoint Security」「ESET Endpoint アンチウイルス」。最新のウイルスへの対応、検出機能向上のためのウイルス定義データベースのアップデートのほか、電話/Webフォームによるお問い合わせも提供される。
同社では今回の措置について「Microsoft社によるサポート終了までに、新しいOSへ移行することを推奨しますが、企業内PCの移行には時間を要する場合もあり、移行完了までの期間もウイルス対策の継続が重要となります」と説明している。ただし、マイクロソフトによるサポート終了後に、Windows XPの脆弱性の問題が発見された場合などは、ESET製品にて対応できない場合がある点は明記されている。