実はiPhone 5よりも画面が見やすい!
軽量で幅60mmとスリム。手の小さな人でも片手でラクラク持てるとなると、気になるのが画面が小さいのでは? という点。しかし心配ない。正面両端ギリギリまで画面を配置し、4.3型の画面サイズを確保。実は画面は4型のiPhone 5よりも大きい。解像度も720×1280ドットと高く、640×1136ドットのiPhone 5よりも1画面の情報量に優れる。
おもてなしの心を持ったロック解除画面
本体の軽さの次に感動したのが、画面ロックの解除方法。一般に、スマホの画面ロック解除ボタンの位置は画面下部に固定されている。しかし、DIGNO Rは自由。指を当てた場所にボタンが表示され、上にスワイプすると画面ロックを解除できる。スマホが人に合わせてくれる。たったこれだけのことだが、回数を重ねると地味に助かる。この機能はDIGNO Rだけではないが、採用している機種は少ない。
ロック解除画面からアプリを起動できる端末は珍しくないが、嬉しいのは、起動するアプリをカスタマイズできる点。設定方法がやや分かりにくいのが難点だが、「設定」アプリ→「セキュリティ」→「スライドロック設定」→「ショートカットアプリ設定」→任意のアプリをタップ→起動したいアプリをタップすればオーケーだ。
さらに便利なのが、ロック画面に貼り付けられるウィジェット。「Gmail」や「Google+」など計8種類の中から最大5種類のウィジェットをロック画面に設定できる。画面ロックを解除せずにメールなどの一部を閲覧できてラク。
すぐごえならロック解除なしで起動できる!
さらに楽チンなのが、側面の音量上キーの長押しで「すぐごえ」を起動できる点。すぐごえとは京セラの独自アプリ。スマホに向かって話した内容から最適なアプリを判断し、地図や動画などアプリによっては検索結果まで表示してくれるというスグレモノである。
残念ながら、音量上キーの長押しで起動するアプリをすぐごえ以外に変更することはできない。しかし、画面ロックを解除するための画面の点灯操作すら省略できるのは素晴らしい。
ちなみに、画面点灯中は前述の方法ですぐごえを起動できない。そこでホームキーの長押し→上にスライド→虫眼鏡アイコンですぐごえが起動するよう設定しておくと、画面点灯中でもすぐごえをスグ呼び出せて便利である。
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