インテルは6月12日、「SSD DC S3500」シリーズを発売した。
データセンターやクラウドサーバー向けの製品で、プロセスルール20nmのNAND型フラッシュメモリーを内蔵する。接続端子には6Gb/s SATAを採用し、読込み速度は公称で最大500MB/s、書出し速度は450MB/s。
内蔵コンデンサーによって電力をバックアップし、停電時にも処理を完結させる「データ保護機能」をそなえる。AES方式(256ビット)による暗号化にも対応した。ホスティングサーバーやクラウドサーバー、データセンターでの利用に最適だとしている。
1.8インチと2.5インチの2サイズで、容量は80GB、120GB、160GB、240GB、300GB、400GB、480GB、800GBの8種類。米国での希望小売り価格は、1.8インチの80GBモデルが150ドルで、2.5インチの800GBモデルが970ドルとなっている。国内での価格はオープン。