ワムネットは5月1日、オンラインストレージ「GigaCC ASP」の最新版「GigaCC ASP 3.2.1」のリリースを発表した。
GigaCC ASPは2002年に発売された企業向けのオンラインストレージサービスだ。企業での情報共有・送信インフラとしての利用に特化し、SSLによる暗号化や履歴ログの管理といったセキュリティー機能を備える点が特徴。
今回の新バージョンでは、「招待アカウント」機能が追加され、GigaCC利用者以外とのデータのやり取りが容易になったという。これは権限を持つユーザーによって、アカウントを持たないユーザーに招待アカウントを発行できるというもの。招待可能な範囲は細かく制限できるとする。
また、OSのコマンドラインからファイルのアップ/ダウンロードや、ファイルへのアクセスURLの取得を可能にするコマンドラインツールも提供される。既存の社内システムへの変更を最小限にとどめ、オンラインストレージのメリットを高められるとしている。
アップデートは5月25日から提供される見込みだ。