2月26日、ネオジャパンは昨年発表されたグループウェア「desknet's NEO」の「スモールライセンス(5~300名)」の提供を開始した。
desknet's NEOは高いシェアを誇るグループウェアdesknet'sの後継製品で、HTML5を全面採用した使い勝手の高さが大きな売りとなる。昨年12月のリリース段階では、desknet'sのミドルエディション、エンタープライズエディションの後継になる中堅・大規模なユーザー向けの「エンタープライズライセンス(100から数万名規模)」のみの提供だった。
スモールライセンスにおいても、従来desknet'sのスタンダード版の後継にあたるが、エンタープライズライセンスと機能面は一切変わらない。25のアプリケーションをすべて利用できるほか、組織の階層管理やタイムゾーンへの対応、海外語のメール対応などを実現する。また、高速検索が可能な汎用データベース(PostgreSQL)を利用する。
さらに新機能として、iCaldenderの連携アドオンを無償で用意する。desknet's NEOのスケジュールを、iPhoneのカレンダーやGoogleカレンダーに取り込むことができるという。
新規ライセンスは5ユーザー3万9800円、10ユーザーで6万4300円となる。Lotus notes、Microsoft Exchange Server、サイボウズOffice/ガルーンからの乗り換えは70%オフで提供。乗り換えの場合、50ユーザーでも5万9400円、100ユーザーでも11万3400円となる(すべて税別)。なお、既存のdesknet'sユーザーのアップグレードは無償でアップグレードが可能で、移行ツールも提供される。
2014年3月末までの販売初年度においで、1万社/100万ユーザーを目指すという。