1月7日、ラリタン・ジャパンはSMB向けに必要機能を絞り込んだ低価格KVM-over-IPスイッチ「Dominion LX」の新バージョンを発表した。1人または2人のユーザーが、最大16台のサーバーをOSレベルまたはBIOSレベルで、リモート制御できるという。
最新のバージョン2.5.5では、従来のVGAに加え、新たにHDMI、DVI、DisplayPortといったデジタルビデオ出力への対応を実現した。HDの高解像度により遠隔サーバーの画面がクリアに映し出され、「まるでその場にいるかのようにコンソール作業が行なえる」という。
また、管理者権限を持ったユーザーが、“ログイン中のユーザー”あるいは“ターゲットサーバーに接続中のセッション”を任意に選択し、切断できるようになる強制ログアウトの機能を搭載。さらに、より多くの種類のターゲットサーバーに対して、BIOSキー入力、仮想メディアの利用、マウス同期をサポートするために、USBプロファイルを追加した。
外形サイズは291(W)×270(D)×44(H)mmで、重さは4.0kg。 1ローカルユーザー/1リモートで、8KVMポートの「DLX-108」、1ローカルユーザー/1リモートで、16KVMポートの「DLX-116」、 1ローカルユーザー/2リモートで、16KVMポートの「DLX-216」の3モデルが用意されている。推奨小売価格は11万1000円からとなっている。