オリオスペックで、殻割りに成功したAMDのTrinity「A4-5300」を展示中だ。同店スタッフが挑戦して見事成功したものだという。
一部ハイエンドユーザーの間で話題となっている“殻割り”。そもそも冷却向上を狙いIvy Bridgeを対象に行なわれていた改造行為だが、最近ではAMDのTrinityに施すという例も後を絶たない。そんな中、オリオスペックのスタッフが見事に成功。割られて“殻”と分離したCPUを実際に見ることができる。
同氏によると分離作業はカッターナイフではなく磁気カードを使用したとのこと。初めに、ヒートスプレッダの一部が接着されていない部分に差し込み、あとは時間をかけて徐々に剥離させていったという。
ちなみにコアが剥き出しなったAMD製CPUは、かつてのThunderbirdを彷彿とさせるが、実際にnoctua製CPUクーラー「NH-L9a」を乗っけて温度計測をしたところ、BIOS表示で50度(ヒートスプレッダ装着時は55度)だったとのこと。
同店によると「コツなどは教えることができる」とのことなので、興味のある人は聞いてみるとよいだろう。