高音質を求めるオーディオ好きなら必須!
音楽CDの読み取り精度を高める「PureRead 3+」
「PURE READ」は、音楽CDの読み取り精度を高める「PureRead 3+」の設定項目となる。音楽CDを再生する際、ディスク上にキズや指紋、歪みや反りなどにより、CDのCIRC(エラー訂正システム)でも補正しきれない読み取りエラーは、予測データで補間する仕組みとなっている。これでは正確に音楽が再生されず、そこは耳障りなノイズになってしまう。その切り札として開発されたのが「PureRead 3+」だ。これは、自動的なデータ補間を回避し、独自の高精度アルゴリズムで再読み込みし、正確なデータを読み込むというもの。高音質を求めるオーディオ好きには、注目の機能だ。
設定には3つのモードがあり、「標準モード」はCIRCで補正できないエラーは通常と同じく予測データで補間する。「マスターモード」は一定回数を再読み込みし、それでも読み込めない場合は予測データで補間する。「パーフェクトモード」は、再読み込みできないエラーが出た場合は、読み込み自体を停止するというもの。原音を正確に再生できないなら、聴かなくていいという人向けだ。
記録品質を重視する「記録品質重視モード」と
美しい記録面を作り出せる「ディスク記録面重視モード」
「最適倍速記録機能」は、書き込み速度を自動で調整して記録品質を重視する「記録品質重視モードON」と、記録面に微妙なムラや年輪のような跡が見えないようにし、プレゼントなどに最適な美しい記録面を作り出せる「ディスク記録面重視モードON」が用意されている。「OFF」は通常の書き込みモードだ。
キズができる可能性や余計な振動を抑える
「ビデオ&オーディオモードの設定」
最後の「ビデオ&オーディオモードの設定」は、有効にすると読み込みのスピードが静音モード相当となる。トレーの開閉速度が落ちるため、ディスクにキズができる可能性や余計な振動を抑えられるのだ。