PCパーツ人気ランキング&店員も欲しがる旬なパーツ(11月12日~11月18日)
【売上ランキング】発売から1ヵ月たったWindows 8の売れ行きは?
2012年11月21日 17時00分更新
毎週、新製品が登場するアキバのPCパーツショップ。そんなPCパーツの売れ筋ランキングと、日々パーツに接しているPCパーツショップ店員が自信を持ってオススメする旬なパーツを掲載する本コーナー。
売れ筋ランキングは、CPU、メモリー、マザーボード、 HDD/SSD、ビデオカードといった主幹パーツからケースフ ァンといった小物まで、旬なパーツを隔週で掲載していく。
次世代OS発売の熱は冷えつつあるかも
ドスパラやソフマップ、TWOTOPなど、複数のPCパーツショップの集う通称PCパーツストリートが、久々にお祭り状態になった「Windows 8」の深夜販売から約1ヵ月。深夜販売や発売当日は「絶好調」、「予想以上に売れている」という声が多く、自作応援キャラクターの「窓辺ゆう」、「窓辺あい」のオリジナルテーマなどが同梱された限定パックや、6000円前後と最新OSとしては非常に安価なアップグレード版が好調な売れ行きになっていた。
従来の液晶をタッチパネル化する液晶フレームキットや、ジェスチャー操作対応パッドといったWindows 8操作のキモとなる入力デバイスは続々と登場中だが、次世代OS発売の熱は若干落ち着き気味だったりする。
今週は、Windows 8発売から1ヵ月経過したOSの週間ランキングをPCパーツショップの「フェイス秋葉原本店」でチェックしてみた。
7の32ビット版が法人に大人気
集計期間 11月12日~11月18日 フェイス秋葉原本店 | ||
---|---|---|
順位 | 製品名 | 実売価格 |
1位 | Microsoft「Windows 7 Professional 64ビット DSP版」 (USB2.0カードセット) |
1万3800円 |
2位 | Microsoft「Windows 7 Professional 32ビット DSP版」 (USB2.0カードセット) |
1万3800円 |
3位 | Microsoft「Windows 7 Home Premium 32ビット DSP版」 (USB2.0カードセット) |
1万800円 |
4位 | Microsoft「Windows 7 Home Premium 64ビット DSP版」 (USB2.0カードセット) |
1万800円 |
5位 | Microsoft「Windows 8 Pro 64ビット DSP版」 (ユニットコムサポート付き) |
1万4970円 |
※価格は11月18日調べ。この価格を保証するものではありません。
「Windows 8は最新OSとあって興味のある方は非常に多いですが、どうしても新UIの操作性がネックですね。Windows 8の店頭デモを触って、『やっぱりWindows 7でいい』という方もいます。1200円でWindows 8 Proにアップグレードできる『Windows 8 優待購入プログラム』の影響も大きく、興味はあるけどWindows 7を買っていく感じですね。
「あと、Windows 7が終息するのでは?という根拠のない情報で、今までまったく人気のなかった32ビット版のWindows 7が、企業さんに売れ始めています。Windows 8は、2点タッチ以上に対応する手ごろな価格のタッチパネル液晶ディスプレーなど、新UIの操作を快適に行なえるデバイスが登場してからかな~と思いますよ」
フェイス秋葉原本店の伊藤さんに聞いた
旬なパーツはコレ
今週のイチオシは、発売を待っていた人も多いSamsung製最新SSDの上位モデル「Samsung SSD 840 PRO」だ。「性能は最速クラスとあって売れ行きは絶好調ですね。とくにランダムアクセス性能に高速な256GBは、初回入荷分が即日完売でした。文句なしの高速性で価格はお手ごろ、さらに5年間のロング保証と、今SSDを買うなら840 PROシリーズがおすすめですよ」