10月15日、インターネットイニシアティブ(IIJ)は、クラウドサービス「IIJ GIOサービス」のラインナップに、ビッグデータ高速処理システムを構築運用する「IIJ GIO Hadoopソリューション」を追加したと発表した。
これは、ビッグデータ(多様かつ大量なデータ群を並列分散で高速処理するシステム」を迅速かつ安価に構築、運用できるというソリューション。IIJ GIOサービス上にHadoopクラスターの基本設定を行ない、クラスタを管理する上で必要となるツールを提供する。
クラウドサービスを利用するため、ユーザーには機器購入が不要で、処理の増減にも柔軟に対応できる。そして、IIJが標準でシステムの監視・運用・保守を行なうため、障害対応等の運用負荷を軽減できるという。
また、オプションでバッチ処理高速化や大規模ログ解析の開発にも対応し、基幹業務の処理やWebアクセスログ解析等を大幅に高速化できるとしている。