結論!自宅のPCを自由にする秘密がたくさん詰め込まれたマシン
軽くてカバンにすっぽりと収まる薄いボディのUltrabookは、そのTVCM効果もあり、最近のトレンドツールの1つとして一般にも認知されつつある。しかし、プライベートではもちろん、会社でオフィスワークをするにあたり、軽量・薄型が仇となって画面サイズの狭さが問題となる機種が多いのも確かだ。
その問題点への解答の1つが「HP ENVY6-1000」である。Ultrabookの要件を満たす中で、ユーザービリティーに配慮された良質なデザインと操作性を兼ね備え、家庭でのメインPCとなりえるスペックも十分に擁している。さらに今回のレビューにあたり、15.6インチ液晶を搭載というアドバンテージは、家庭はもちろん、オフィスでの使用でも十分期待に応えるパフォーマンスを発揮してくれた。
自宅のノートPCは、リビングのソファに座った状態やベッドの上など、机以外の場所でも使われる。そのときに気になるのが、ACアダプタケーブルの取り回しである。「HP ENVY6-1000」では、その点も考慮されており、付属のパーツを利用すればACアダプタを壁にピッタリと設置することが可能だ。
"家の中"において、いつでもどこでも使用可能なUltrabookとされる「HP ENVY6-1000」は、その特徴を活かし、リビングに限らず、自室で仕事をしたり、エンタテインメントを楽しんだりと、さまざまなシチュエーションでの活躍が期待できる。また、価格面から見ても総じてコストパフォーマンスも高く、各社から発売された夏モデルの中でもオススメの1機種だ。
今回試用した「HP ENVY6-1000」のおもなスペック | |
---|---|
CPU | Intel Core i5-3317U(1.7GHz) |
メモリ | 8GB PC3-12800 1600MHz |
グラフィックス | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵) |
液晶ディスプレー | 15.6型ワイド(1366×768ドット) |
ストレージ | 32GB(mSATA)+500GB HDD |
通信機能 | 無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、有線LAN(100BASE-TX) |
インターフェイス | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子(電源オフUSBチャージ機能)、HDMI端子、約92万画素ウェブカメラ、Bluetooth 4.0 |
サイズ | 幅374×奥行き253×高さ19.8mm |
重量 | 約2.09kg |
OS | Windows 7 Home Premium SP1(64bit) |
店頭想定価格 | 9万円前後 |
この連載の記事
-
第3回
デジタル
高いパフォーマンスと節電機能を兼ね備える「HP ENVY6-1000」 -
第2回
デジタル
ホームユースなUltrabook「HP ENVY6-1000」の使い心地 -
第1回
デジタル
「家ナカ、どこでも」を体感する「HP ENVY6-1000」 - この連載の一覧へ