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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第23回

スマートソニックレシーバーで通話が捗る「URBANO PROGRESSO」

2012年08月01日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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裏面照射型CMOSのアウトカメラの写り具合をチェック

 アウトカメラは800万画素で、裏面照射型CMOSを採用と……それもすっかりおなじみの仕様だが、薄暗いところにも強いというのがウリだ。機能としては露出補正や手ブレ補正、スマイルシャッター、コンティニュアスオートフォーカス、スイングパノラマなどを備えている。

 ダイナミックレンジ補正もあり、逆光状態で影になっている部分もけっこうキレイに残してくれるのも、うれしいポイントだ。詳しくは、実際の写真で紹介していこう(※画像解像度はすべて3264×2448ドットと巨大なので閲覧注意)。

晴天下での写真。やや光がふんわりしてしまっているが、解像感は良好だ。また標識の原色も色飛びが少なめ

ダイナミックレンジ補正オフの状態。思いっきり逆光な感じだが、筆者的には好みの発色。重々しくてステキ

ダイナミックレンジ補正オンの状態。ご覧の通り、影の部分の色がしっかりと出ている

室内でのマクロ撮影チェック。15cmあたりまでは寄れるようだ

順光状態の写真。ストレートに出ているといった具合。意外にも空の色は創ったような色になっておらず、好感触

夜間手持ち撮影。画面下部の人を見ると、低速シャッターの状態だとわかるのだが、ブレはほぼない状態で撮影されていた

32万画素インカメラのチェック。意外と悪くないのだが、やはり100万画素は欲しいところだ

便利なスイングパノラマ。解像度によって約90度、約180度、約360度(1周と1/4周までいけてしまったが)に対応。写真は約180度のもの。つぎはぎを上手く処理している

全年代にオススメ!! 音声聞き取りやすいよ!!

 大人な見た目ばかりに目が行きがちなURBANO PROGRESSOだが、実際に触ってみると、電話として使いやすいスマホであり、かつ操作性も扱いやすい仕上がりになっていると感じた。スペック的にストレスのないレスポンスは当然として、持ちやすさやアプリの仕上がりなどは、長年音声端末を作り続けてきた京セラらしい。

 製品のターゲットはアダルトな層だが、取扱説明書アプリの便利さや見た目が「オッサン臭くない」点から、全年代にオススメできる。スマホに慣れている人は、すぐにガシガシ使えるのは当然として、フィーチャーフォンからの機種変更にもピッタリといえる。なにはともあれ、まずは店頭でスマートソニックレシーバーの性能を体験してほしい。驚くよ?

筆者紹介――林 佑樹

フリーランスの編集・ライター、ときどきフォトグラファー。主にガジェット系ばっかりを触っているが、実は砂防堰堤なことも得意だったりする。

 現在はPSO2のマグ育てをしながら、原稿作成をする日々でござる。


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