受話器がない!? パネル全体で音を出す
スマートソニックレシーバーがステキすぎる
URBANO PROGRESSOの特長として上げられているスマートソニックレシーバーは、電話としてのスマホの使い勝手を加速させている。そのため、スマホではおなじみの受話口が本体正面には存在しない。
仕組みとしてはディスプレー全体を振動させて、スピーカーにしている。バイブレーションのようにわかりやすく振動しているとは一切感じないが、段ボールの上に置いてみると、振動が伝わりかすかに音声が聞こえるといった具合だ。
メリットとしては、耳を当てる位置に関係なく音を聞き取りやすくなること、もうひとつは耳を覆うようにぺったりと密着させると、駅のホームや工事現場近くなどでもクリアな音声を聞くことができる。またヘルメット越しでもディスプレーの振動を介して、音声を聞き取ることができることも加えておこう(ヘルメット内部に声が響く感じで、ちょっと不思議な感覚を覚えるのだが)。そういう意味では、バイク乗りをはじめ、シニア層でなくても全年齢で便利すぎるオススメの機能だ。
受話機能としては「ノイズキャンセル」、「はっきり」、「ゆっくり」があり、通話前・通話中に切り替えられる。「ノイズキャンセル」は、上記のように耳にぺったりとURBANO PROGRESSOをつけた状態でONにすると、比類なき聞き取りやすさを体験できるだろう。「はっきり」は相手の声が聞き取りやすくなるというもので、基本的にONにしておくといい機能だ。「ゆっくり」は、たとえるならICレコーダーや音楽プレイヤーにある再生速度0.8倍といった感じで、しっかりと聞き取りたい内容のときに重宝するだろう。
使い勝手のいいアプリやウィジェットたち
40~50代をターゲットにしていることもあり、独自のウィジェットやアプリも多数用意されている。アプリとしてはDIGNOやHONEY BEE 101Kと同様のものが多いが、ウィジェットではビシネスケースビジュアルの大きなランチャー「ビジネスアプリ」が特徴的だ。もちろん、用途はよく使うアプリを格納しておくというもので、ASCII.jp読者層からすると「デカいよ!」と言われそうだが、前述のターゲット層にはちょうどいいサイズだ。
このほかには、定評のある「すぐ文字」、「省電力ナビ」といったアプリが用意されている。詳細は下記の写真でチェックしていこう。
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