Z77チップセット搭載のMSI製マザーボード最上位モデル「Z77A-GD80」が、9日に発売される。高速伝送が可能な最新インターフェースThuderboltを備えているのが最大の特徴だ。
Thuderboltは、HDDなどのストレージとディスプレーを1本のケーブルで接続可能なうえ電源も供給でき、最大転送速度は10Gbps(理論値)という高速インターフェース。ちなみにThuderboltを備えるZ77マザーはすでにIntelから「DZ77RE-75K」が発売されており、今回の登場が2製品目となる。
「Z77A-GD80」はZ77搭載マザーボードの最上位モデル。高効率フェライトコアやアルミ固体コンデンサーなど耐久性に優れた部品を採用するMSI独自品質基準「ミリタリークラスIIIコンセプト」に準拠。さらに1秒でオーバークロック設定が可能な「OCジニーII」をサポートするなど、MSIの技術がほぼすべて詰め込まれている。
主なスペックは拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×3、PCI Express(3.0) x1×4、メモリースロットがDDR3-DIMM×4(DDR3-2667(OC)/2400(OC)/2133(OC)/1866(OC)/1600/1333/1066、最大32GB)。
オンボードインターフェースとして、ギガビットイーサネット、6chサウンド、SATA2.0×4、SATA3.0×4、USB 3.0×2などを装備。I/O部にはグラフィックス出力機能としてHDMI、D-sub、MiniDisplayPort(Thunderbolt)を備える。
9日発売予定で、販売を予定しているドスパラ パーツ館での予価は2万4800円となっている。