6月1日、NECは3Gと無線LANに対応する可能なワイヤレスVPNルーター「UNIVERGE(ユニバージュ) WA2021」と専用無線LANカード「WA100-AP」を発表した。
UNIVERGE WA202は、WAN側1ポート、LAN側4ポートの有線インターフェイスのほか、USB×2とPCカードスロット×1を搭載。単体で、有線接続のIPsecゲートウェイとして動作する。加えて、USBやPCカードのデータ通信端末を接続することで、NTTドコモやソフトバンク、auなどの3G通信、さらにWiMAX通信の利用が可能になる。
さらに、WA100-APを接続することで、IEEE802.11b/g/n対応の無線LANアクセスポイントとして動作する。これにより、従来製品のようにルーター本体とアクセスポイントを組み合わせて無線LAN対応のネットワーク環境を構築する場合と比較し、最大30%のコスト低減が可能となり、機器の設置スペースや管理業務も低減できるとしている。
価格は、UNIVERGE WA2021が7万5000円、WA100-APが1万4800円。出荷開始日は7月17日となる。