5月28日、キヤノンマーケティングジャパンはWindows Embeddedに対応する5.6インチタッチパネル搭載の業務用ハンディターミナル「PRea(プレア)DX-360」を7月2日に発売すると発表した。
グループ会社のキヤノン電子が開発した製品で、「Windows Embedded Compact 7」モデル(パネルの解像度が1024×600ドット)、「Windows Embedded Handheld 6.5」モデル(同800×480ドット)を用意。重さは360gからで、運用時間は8時間。液晶パネルには、屋内はもちろん屋外の直射日光下でも画面が見やすいという半透過型の高解像度液晶を採用。ハンディターミナル製造約30年のノウハウを投入しており、写真なども美しく確認でき、またバッテリーの持ちが良いのも特徴だという。
通信機能の充実も特徴で、無線LAN(IEEE802.11 a/b/g)とBluetooth Ver 2.1+EDR、赤外線通信(IrDA1.2 SIR)、そして、NTTドコモのFOMA、KDDIのau、ソフトバンクモバイルのSoftBank3Gとい3大キャリアの3G通信に対応する。契約中の通信キャリアを変えることなくスムーズに導入することが可能で、屋内での利用から屋外の広域ネットワークでの利用まで、幅広い業務で活用できるとしている。
価格はオープンプライスで、一部報道によれば20万円程度だという。