80PLUS GOLD認証を取得した大容量の1600W電源ユニット「G1600-MA」がLEPAから登場。来週の発売を前にサンプル品が入荷している。
電源規格ATX 12V Ver2.3/EPS12V v2.92に準拠し、80PLUS GOLD認証を取得した1600W電源ユニットの新製品。出力1600Wや1500Wといった電源ユニットは過去にも発売されているが、80PLUS GOLD認証モデルは「G1600-MA」が初めてとなる。
フルモジュラー式を採用する本体は、サイズが150(W)×180(D)×86(H)mm。出力が+12V 6系統で、4-Wayのマルチグラフィックスに対応。コネクターは最大10個のPCI Express補助電源、14個のSATA電源、10個のペリフェラル電源を備え、Dual CPUなどのワークステーション向けシステムもサポートする。
また、日本メーカー製の105度電解コンデンサを採用。さらに優れた変換効率を実現するフルブリッジDC-DCコンバーターにより、回路全体の熱放散性を高め、高負荷時でも低発熱で安定した出力を実現する。また、電圧が0V状態でスイッチング回路のON/OFFが可能なZero Voltage Switching回路や、待機電力1W以下を実現するErP Lot6もサポートしている。
搭載ファンは回転速度自動コントロール仕様の135mmボールベアリングファンで、保護回路は過電圧保護(OVP)、AC低電圧保護(UVP AC)、DC低電圧保護(UVP DC)、過電流保護(OCP)、過温度保護(OTP)、ショート回路保護(SCP)を備える。
サンプルを入荷したツクモパソコン本店によると、発売は来週で予価は3万1800円。ただし、動作検証や使用上の注意等についてはショップと代理店ともに現在確認中とのこと。