オモチャを操作しながら片手で撮影!
最後は難易度が高い、左手でオモチャを操作しつつ右手でカメラを持って撮影編。
F1.4の明るいレンズをつけて左手にオモチャを持って、うちの「かふか」を撮るのだ。明るい単焦点レンズを使うと、
- 室内でもシャッタースピードを上げられる
- 背景がボケるから部屋の様子をごまかせる
というメリットと
- ピントがちょっとでもはずれると目立つ
というデメリットがある。で、左手の爪で引っ掛けたねこじゃらしを離さないぞと踏ん張るかふかの図。
腕にピントが合っちゃったけど、右手を壁にあてて踏ん張っている姿が可愛いので採用。
で、うちの猫が一番好きなのは、ひもの先に虫っぽいオモチャがついているやつ。動かすと羽がパタパタと音をたてるのだけど、その音にめちゃ反応するのだ。
あまりに反応が激しいので、まったくもってカメラで追えない。左手でオモチャを持っているので距離もあまり取れないし。
そういうときに大事なのがオモチャのコントロール。
顔にピントを合わせ、手を伸ばすだけで届きそうな位置に上手にオモチャを持ってくるのがポイントなのだ。
で、無事獲物を捕らえ、左手でおさえたまま周りを伺うのでした。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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