5月14日、日立ソリューションズとホワイトボード/黒板メーカーの日学はスライド式電子黒板に関する協業を発表した。このスライド式電子黒板は日立ソリューションズの電子黒板「StarBoard」を組み込んだ製品で、日学が5月16日から販売を開始する。
電子黒板は、指操作による画面の拡大・縮小、手書きした文字の消去が可能で、手のひらによるページのスクロール「マジカルタッチ」など、タッチパネル感覚で直観的な操作が可能。算数、地理、理科などの小学校向けのコンテンツがあらかじめ同梱された「StarBoard Software」を標準搭載しており、教材づくりなどの授業準備時間の短縮を実現するという。また、スライド式のため簡単に移動でき、生徒の見やすい位置や授業で活用しやすい位置で使えるというメリットもある。
スライド式電子黒板は、既設の黒板やホワイトボードにスライドレールを取り付けて電子黒板を設置するため、スタンド式と比べて教室のスペースを有効活用できるという。安全面の配慮も行なわれており、移動する時以外は電子黒板を固定する移動レバー、移動時の衝撃を緩和する構造、指挟み防止カバーなどを装備。スライド式で簡単に電子黒板を移動でき、移動後にプロジェクターの調整が不要なため、黒板と電子黒板を効果的に使い分けることが可能だという。
価格はオープンだ。