メモリーカードの新規格に対応したソニーの「XQD メモリーカード」がパソコンハウス東映で販売中だ。価格は2万5800円。
XQDは、サンディスク/ソニー/ニコンが提案し、2011年12月7日に国際的な標準化推進団体CompactFlash Association(CFA)によって採用が発表された次世代メモリーカード規格。速度理論値は2.5Gbpsで、将来的には5Gbpsに対応予定。また、技術的には理論上2TBを超える大容量化が可能という。
発売となったXQDメモリーカードは、容量32GBの「QD-H32」。PCI Expressインターフェースを採用し、さらにソニー独自の高速データ処理を可能とするコントローラーを搭載することで、書き込み速度1Gbps(125MB/秒)という高速性能を実現。ニコンのXQDメモリーカード対応デジタル一眼レフカメラ「D4」(3月15日発売予定)において、画質モード「圧縮RAW/12ビット記録」のRAW撮影時に、約100コマの連続撮影を可能としている。