最新CPUをリーズナブルに導入!
マウスコンピューター「NEXTGEAR i820BA1」
マウスコンピューターのゲーミングパソコンブランド「G-Tune」もX79チップセット搭載モデルを展開中。同モデルはブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4モデルに大別されており、上位モデルほどビデオカードがGTX560、GTX570、GTX580と高性能なものが搭載されている。今回は高負荷ゲームを快適に楽しめるスペックと品質を持ちつつ、価格にも配慮されたブロンズモデルの「NEXTGEAR i820BA1」を選出した。
主なスペック | |
---|---|
CPU | Intel Core i7-3930K(3.2GHz) |
メモリー | PC3-12800 DDR3 16GB (4GBx4) |
チップセット | Intel X79 Express |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX 560 |
HDD/SSD | HDD 2TB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
OS | Windows 7 Professional 64bit |
液晶ディスプレー | オプション |
価格(税込み) | 13万9860円 |
低コストとはいえ、事実上最上位クラスのCPUであるCore i7の3000番台を搭載しているだけに、動画や画像編集はもちろん、ビジネスではCADといった高負荷ソフトもさくさく動かせる実力を持っている。メモリーは4GB×4枚構成で、PC3-12800の高速な製品を採用している。Core i7-3930Kにより、メモリー帯域は同2600Kの21.3GB/sより倍以上の51.2GB/sに広がっており、メモリアクセスの高速化を実現している。
そして電源は、80PLUS GOLD認証を受けた700W製品を装備。負荷50%時で90%以上の変換効率を誇り、パワフルなマシンを効率よく稼働できる。また、ゲーマーとしてこだわりたいのがキーボードだが、本製品にはG-Tuneオリジナルの「Accurate Keyboard」が付属。最大11キーの同時入力に対応するため、低姿勢で進みながらリーンアウト、匍匐、ダッシュ、リロードといったシビアな操作も問題なくこなせる。
OSにはWindows 7 Professional 64bitを搭載。リモートデスクトップのホスト(サーバー)になれるため、ゲーム内にキャラをログインさせておいたまま、別パソコンから様子を見たり、コミュニケーションしたりといったことも楽しめるぞ。
最強マシンで目指せ! エリートプレイヤー
FRONTIER「GZ-E バトルフィールド3 液晶セットオススメモデル」
FRONTIERからは、「GZ-E バトルフィールド3 液晶セットオススメモデル」をチョイス。最強、最速、快適を実現する驚異のハイスペック構成となっている。さらに、27インチのフルHD液晶ディスプレーに加え、指周りのインターフェースも充実。ゲーマー御用達として名高いMicrosoft製サイドワインダーシリーズから、SideWinder X4 KeyboardとSideWinder X3 Mouseが付属し、高精度なオペレーション環境を提供する。
主なスペック | |
---|---|
CPU | Intel Core i7-3930X(3.3GHz) |
メモリー | PC3-12800 DDR3 16GB (4GBx4) |
チップセット | Intel X79 Express |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX 580 |
HDD/SSD | SSD 120GB+HDD 2TB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
OS | Windows 7 Ultimate 64bit |
液晶ディスプレー | 27インチワイド(1920×1080ドット) |
価格(税込み) | 27万5500円 |
CPUは、現在のコンシューマー向けでは最強となる「Core i7-3930X」(3.3GHz)を搭載。6コア/12スレッド処理に対応し、ターボブースト時は3.9GHz、キャッシュは同3930Kより3MB多い15MBであり、近年マルチスレッド化が進むPCゲームで威力を発揮する。メモリーはPC3-12800準拠の4GBを4枚差しで、ビデオカードはGeForce GTX 580を装備している。
ストレージは標準で120GBのインテル製SSD(510シリーズ 120GB S-ATA3 MLC)と2TB HDDのハイブリッド構成となっており、SSDにアプリケーションソフトやゲームをインストールすることで、それらの起動時間を短縮できる。とくにストレージ速度は、ゲームにおいてもマップや各種テクスチャー、敵キャラ読み込み時間に影響し、プレイにもダイレクトに響いてくるため、SSDは強力なメリットとして効いてくる。
そしてOSにも最上位となるWindows 7 Ultimate 64bitを搭載。192GBまでのメモリ容量をサポートするほか、BitLockerによるストレージの暗号化に対応している。
ゲーム用パソコンはCPUとOS選びが肝心!
以上、編集部のオススメ製品を駆け足で紹介してきて、共通するのはCPUとOSの選び方が大切だということ。CPUはCore i7-2600であれば当分は性能に困らないが、将来の重量級ゲームがリリースされた場合に備えるなら、6コア/12スレッド対応のCore i7-3930シリーズも考慮したいところだ。
OSはWindows 7 Professional 64bit以上で決まりだろう。8GB×2枚(16GB)のメモリーが2011年9月から12月にかけて1/4も値を下げたのが決定打で、Windows 7 Home Premium 64bitの上限である16GBを容易に超えられる状況が整ってしまった。それだけのメモリー空間でも、ゲームに関して言えばマップやテクスチャーのキャッシュ、データの先読みで有効に使われるほか、メモリ内に仮想ドライブを作成して関連ファイルを移し、高速な読み込み環境を構築することもできる。
ゲームをプレイするならビデオカードが重要なんじゃないの? と思うかもしれないが、そもそもゲーム用パソコンとして発売されているモデルならば、ビデオカードは高性能なものが最初から搭載されているので、あれこれ悩む必要はない。それよりもCPUやOSで他人と差をつけたい。
CPUはCore i7-2600以上! OSはWindows 7 Professional 64bit!
が快適性と将来性、そしてコストパフォーマンスまで実現できる今後のトレンドキーワード。ぜひ心にとめてパソコン選びを楽しんでもらいたい。
ところで電撃オンライン編集部の太田氏は、自分のパソコンを選べたのかな? 失敗しても大丈夫。我らはASCII.jp編集部。パーツ交換の方法を伝授して、余ったパーツでもう1台組んじゃう方法もあるよ! さぁ、こっちこっち。まずは購入ボタンをポチるところから始めようじゃないかっ!
この連載の記事
-
第3回
PCパーツ
「バトルフィールド 3」で勝つためのゲーミング液晶「XL2420T」 -
第2回
PCパーツ
「バトルフィールド 3」用PCに必要なパーツと知識とは? -
第1回
PCパーツ
「バトルフィールド 3」をPCでプレイするとこんなに楽しい! -
第-1回
PCパーツ
この冬はPCで「バトルフィールド 3」を堪能しよう! - この連載の一覧へ