トイカメラ自体は歴史が古く、最近ではチープレンズ+デジタル一眼レフや、トイデジタルカメラなんていうものも登場している。フィルムを使用しないため、サイズは手のひらに収まるものが多く、光線状況によっては白飛びしたり、見えている風景とはまったく別の雰囲気になったりと毎回写りが異なるため、根強い人気のある製品だ。また最近では、スマホでエミュレーションするアプリも登場し、表現手法として広く定着している感もある。
本連載的に「普通」のトイデジじゃ面白くないよね~と編集氏が見つけてきたのが「NECONO DIGITAL CAMERA」。ネーミングからもわかるが、ネコ型トイデジタルカメラだ。今回はこいつをチェックしていこう。
シュールなお顔のにゃんこ様
製品の紹介は……まずは写真を見ていただこう。見ての通り、ネコ型。そして顔がシュール。くどいようでくどくない、妙に気になる顔つきだ。デザイナーは調べてみたところ、世界的な陶芸アーティストであるリサ・ラーソン女史。陶芸好きな人にはかなり著名な人物のようだ。
大きさは、幅10cm×奥行き3cm×高さ3cmで、重さ約40g。パッと見の大きさは、Xperia Rayと大差ない。300万画素CMOSカメラで、記録解像度は2048×1536ドット、1024×768ドット。動画時は640×480ドットになっている。なお動画撮影は1ファイルあたり30分。
焦点距離は約1m~無限大。ISOや露出、ホワイトバランスはすべてオートで、シャッターを切るだけ。また10秒のセルフタイマーや1秒間隔のインターバル撮影機能も備えている。レンズ性能はお察しくださいレベルで、35mmフィルム換算で38mm。人間の視界よりもちょっと広いくらいなので、およそ見たままの構図での撮影がしやすい。
本体もネコ型だけでなく、足裏には肉球ではなくマグネットがあり、ペタっとシャフトや郵便ポストにセットできる。この姿がまたかわいい。操作はすべてボタンになっているが、確認用モニターは別売りなので事前に説明書を熟読することをオススメする。
またカラーバリエーションは、今回のデザイナーモデルのほかに、白猫と黒猫バージョンがある。パワーショベルから販売されており、価格は1万5750円。MicroSDカードがセットンになった「スターターセット」(1万8375円)も用意されている。
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