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PlateSpin Forge 3.1、PlateSpin Migrate 9.1、PlateSpin Protect 10.1登場

最新Linuxに対応!仮想化管理「PlateSpin」が機能強化

2011年09月08日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 9月7日、ノベルはデータセンター運用/仮想化管理製品群「PlateSpin(プレートスピン)」の新製品3種を発表した。

対応OSが増えたディザスタリカバリ/バックアップアプライアンス「PlateSpin Forge 3.1」

 PlateSpinは、物理/仮想環境が混在する今日のデータセンターに向けたソリューションを提供する製品群。物理マシンおよび仮想ホスト上のサーバー・ワークロードを、プロファイリング、移行、保護および管理することで、管理時間の短縮や、リスクおよび運用コストの削減といったビジネスニーズに応えるという。

 今回発表された新製品は、ディザスタリカバリ/バックアップ向けハードウェアアプライアンス「PlateSpin Forge(プレートスピン・フォージ)3.1」、仮想化移行ソリューション「PlateSpin Migrate(プレートスピン・マイグレート)9.1」、ディザスタリカバリ/バックアップソリューション「PlateSpin Protect(プレートスピン・プロテクト)10.1」。

 PlateSpin Forgeは、ディザスタリカバリソリューションを内蔵するアプライアンス。複数の物理ワークロードと仮想ワークロードに対応し、主要なワークロードレプリケーションとディザスタリカバリ機能のモニタリングとレポート作成を容易に行なう機能を搭載する。新バージョンの3.1では、「帯域幅スロットリング/圧縮」、ESXハイパーバイザのシンプロビジョニングをサポート。ノベルのLinuxディストリビューションである「SUSE Linux Enterprise Server 9(SLES 9)」および「Open Enterprise Server 2(OES2)」のワークロードに対するサポートも追加されている。

 PlateSpin Migrateは、物理サーバーを仮想環境に移行するP2V(Physical to Virtual)を提供するソリューション。物理から仮想だけでなく、物理と仮想、イメージアーカイブとの相互変換を、ネットワーク経由で行なえる。新バージョンではSLES 9とOES2を実行するソースワークロードのマイグレーションをサポート。さらに、マイグレーションの際に使用するネットワークリソースの制御が可能となり、ネットワークの利用が減る営業時間外に実行するといった管理が行なえるようになった。

 PlateSpin Protectは、データセンター内で、単一の制御ポイントから仮想/物理サーバーを迅速にリカバリする機能を備えたソリューション。ワイドエリアネットワーク(WAN)移行の設定やディザスタリカバリの設定が簡素化された。

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