NVIDIA GeForceとAMD Radeonといった、異なるGPUメーカーのビデオカード2枚によるマルチGPU環境が構築可能となるLucid製チップ採用のLGA 1155対応マザーボード「P67H2-A (V1.1)」が、ECSから発売となった。
この製品は、チップセットに「P67」を搭載するECS製のハイエンドモデル。別途Lucid製「LT24102」を採用することで、NVIDIA GeForceとAMD Radeonといった異なるGPUメーカーのビデオカード2枚によるマルチGPU環境(協調動作)が可能となる。「P55」世代ではMSIが得意としていた機能だったが、最新のP67世代では他社も採用してきた格好だ。
主なスペックは、拡張スロットの構成がPCI Express(2.0) x16×3(動作モードは x16+x16+x0もしくはx16+x8+x8)、PCI Express x1×2、PCI×2。メモリスロットはDDR3が4本で対応はDDR3-2133(OC)/1866(OC)/1600(OC)/1333/1066MHz、最大32GBまで搭載可能。
オンボードインターフェイスにはデュアルギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111E×2)や8chサウンド(Realtek/ALC892)、Serial ATA II×6、SATA3.0×4(eSATA×2含む)、USB3.0×6(ルネサステクノロジー+VIA VL810)などを搭載する。
価格はアークで2万8470円、ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.で2万9780円となっている。