1月12日、センチュリー・システムズはWiMAXモジュール内蔵のVPNルーター「FutureNet NXR-155/C-WM」を発表した。価格はオープンプライスで、出荷は2月中旬の予定。
NXR-155/C-WMは、WAN側に1ポート、LAN側に4ポートのギガビットEthernetインターフェイスを搭載し、加えてUQ WiMAXのWiMAXサービスに対応した無線通信インターフェイスを内蔵。下り最大40Mbps/上り最大10MbpsのWWAN(Wireless WAN)が利用できる。
さらに、USB 2.0インターフェイスを2ポート搭載しており、こちらにはNTTドコモやイー・モバイル、ソフトバンクなどのデータ通信端末の接続が可能だ。
以前よりVPNルーターを提供する同社らしくVPN機能ももちろん充実しており、IPsecやGRE、L2TP v3などをサポート。暗号化処理をハードウェアで行なう機能も搭載し、VPN利用時のスループットは最大で約210Mbpsとなる。ルーティングプロトコルはRIP、OSPF、BGP4に対応し、RIPng、OSPFv3、BGP4+も対応予定となっている。