WHDI(Wireless High Definition Interface)を採用する「GeForce GTX 460」搭載ビデオカード「GF PGTX460/1GD5 WHDI」がGALAXYから発売となった。
この製品は、WHDIレシーバーとセットで利用することで、最大半径約30m範囲で映像出力を無線で飛ばせるビデオカード。以前フェイス秋葉原本店で行われたGALAXY社のオーバークロックイベントでも使用された実績があり、ワイヤレス化によるディスプレイの表示遅延は1ミリ秒以下を実現。ゲームプレイ等にも問題はなさそうで、実際に会場で確認した時も遅延を感じるようなことはなかった。当時は「国内の無線認証さえ受けられればすぐにでも発売可能」(GALAXY関係者)とのことだったが、ようやく販売体制が整ったということなのだろう。
カード自体の主なスペックは、コア/メモリクロックが675MHz/3600MHz、搭載メモリがGDDR5 1GB。ブラケット部はDVI-I/DisplayPortという既存の映像出力端子のほか、5基のアンテナ端子を搭載。WHDIレシーバー側には別にHDMI端子が用意されており、これを液晶モニターなどと接続する。また、MiniUSB端子も備えているが、こちらはファームウェアアップデート等で利用するという。
付属品は、DVI→D-SUB変換コネクタ、ビデオカード接続用アンテナ×5、WHDIレシーバー(本体、縦置き台、ACアダプタ)、HDMIケーブル、MiniUSB(オス)-USB(オス)ケーブル、miniUSB(オス)-USB(メス)ケーブル、4pin(x2)→6pin電源変換ケーブル×2。
価格はアークで4万6800円(完売)、フェイス秋葉原本店で4万6970円、TWOTOP秋葉原本店で4万6980円となっている。