11月24日、エプソンは、「オフィリオプリンター」シリーズの新製品として、A3カラー対応の省スペース高速モデル「LP-S8100」を発表。2011年2月より発売開始する。
LP-S8100は、クラス国内最小のTEC(Typical Electricity Consumption)値1.27kwhを実現し、オフィスの環境負荷低減に貢献するA3対応カラーページプリンター。TEC値は、プリンター/複合機の場合、平日5日を稼働時間とスリープ/オフの繰り返し、休日2日をスリープ/オフ状態という平均的なオフィスの利用形態を想定して、その製品のスペックや消費電力などから算出する費電力量の目安となる。
本製品ではTECのほか、スリープモード時も平均0.8Wという低消費電力を実現しているという。
主な仕様は、印刷スピードはカラー/モノクロともに毎分30ページ。給紙やトナーカートリッジ交換を前面から行なう「フルフロントアクセス」を採用。本体サイズは幅499.5×奥行き538×高さ422mm、重量が約45.1Kg。インターフェイスは1000BASE-T、USB2.0に対応。価格はオープンプライス(予想市場価格はLP-S8100が15万円台後半、PostScript3対応のLP-S8100PSが19万円後半)。
同時に、A4モノクロページプリンターが「LS-S310」「LS-S310N」「LS-S210」も発表された。12月より順次販売開始する。
LS-S310は、印刷スピードが毎分35ページのA4モノクロページプリンター。LS-S310Nは、LS-S310にネットワークインターフェース(10/100BASE-TX)を標準装備したモデルとなる。価格はオープンプライス(予想市場価格はLP-S310が3万円台後半、LP-S310Nは4万円後半)。
一方、「LS-S210」は、印刷スピードが毎分30ページのA4モノクロページプリンター。価格はオープンプライス(予想市場価格2万円台後半)。