厚さ23mmという超薄型なスリムベアボーン「GIADA N20」が、サイズから発売となった。CPUに「Atom D525」、VGA機能に「次世代ION」(ION 2010)を採用する。
23(H)×160(D)×175(H)mmの本体は、少し大きめの外付けドライブといった印象だ。内部にはGiada製のMini-ITXフォームファクタのマザーボードを採用している。
同マザーには、新型CPUの「Atom D525」(1.8GHz/L2キャッシュ容量1MB/TDP13W)を搭載。チップセットには、お馴染み「Intel NM 10 Express」を採用しながらも、VGA機能に“次世代ION”こと「ION 2010」(GeForce GT 210M相当の性能)を採用する。
メモリはDDR2 SO-DIMM 2GB、HDDはSATA2.5インチ 320GBを搭載している。オンボードインターフェイスには802.11b/g/n対応の無線LANやBluetooth(2.1+EDR、Windows Vista非対応)、ギガビットイーサネット、8chサウンドなどを装備。側面のインターフェイスにはeSATAやUSB2.0、カードリーダー等のほかHDMIとVGAを備えている。電源は付属の65W ACアダプタを利用する。
価格はアークで3万9800円。OSとインストールするための外付けDVD-ROMドライブさえ用意できるなら、どこでも気軽に設置可能なコンパクトさが嬉しい製品だ。