マイクロソフトは、現地時間11日午前に「Windows Phone 7」の記者発表会を開催。北米、ヨーロッパ、アジアパシフィック(日本を含まない)の各携帯事業者から今年のホリデーシーズンに製品をリリースすることを発表した。
今回紹介された製品群はマイクロソフトCEOのスティーブ・バルマー氏によって「beatiful lineup」とも呼ばれた計9端末。製造を担当したのはデル、HTC、LG、サムスンの4社。また携帯事業者としては北米ではAT&T/T-Mobile USA/TELUS、ヨーロッパではO2/Orange/Vodafrone、アジアパシフィックではSingTel、Telstraなどである。
Windows Phone 7では従来のWindows Mobileからはまったく一新されたタイル状のUIを持っている。またマイクロソフトの各サービスとの連携はさらに強化され、「Office Mobile」「Windows Live」「Bing」「Xbox Live」が利用できる。ハードウェアについては当初登場する製品については標準化が行なわれており、いずれもクアルコム製「Snapdragon」を搭載するという。