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初めての自社開発サーバー

レノボThinkServer TS200vはこうして生まれた

2010年08月06日 09時00分更新

文● 小林 久/ASCII.jp編集部

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Lenovo AmbassarorのMatthew Kohut氏

 「ThinkServer TS200v」は、レノボ・ジャパンが5月から市場投入してエントリー向けサーバーだ。主にSMB市場をターゲットにしており、ミドルタワー型の筐体で、デスクトップ並みの低価格を謳う。

ThinkServer TS200v

 CPUには、Pentium G6950(2.8GHz)/Core i5-650(3.2GHz)などが選択可能。同社直販サイトを見ると、6万円台前半~10万円強のレンジで数種類のベースモデルが並べられている。初期導入コストを低く抑えられるOSなしモデルのほか、数人から十数人少人数で利用するのに適した「Windows Server 2008 R2 Foundation」搭載モデルなども用意されている。

 これまでも数機種のサーバー/ワークステーション製品を投入してきたレノボだが、大きな違いは自社開発のハードウェアを展開してきた点だ。従来機種は基本的にIBMからOEM提供されたもので、レノボのブランドを冠してはいたものの、カバーできていない市場を早期に補うための次善の策という意味合いが強かった。

 編集部では、8月初旬にレノボの米国における拠点から来日したMatthew Kohut氏を取材する機会を得た。Kohut氏は、Ambassadorを肩書きに持ち、レノボのエヴァンジェリスト的な役割を持つ人物。今回取材では、自社開発だからできたThinkServer TS200vのこだわりについて聞いた。

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