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AR夏祭り!! 「Summer Bash 2010」開催! 2日目

2010年08月02日 12時00分更新

文● 丸子かおり

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 AR関連企業/団体が参加する非営利任意団体「AR Commons」。このAR Commonsによるカンファレンス「AR Commons Summer Bash 2010」の2日目「Open Source & Students' Day」が、内田洋行にて開催された。 1日目はAR界の著名人によるセッションに注目が集まり(関連記事)、2日目の目玉は学生たちによるARのビジネスモデルのコンペとなった。予選を突破した3組によるARアイデアが審査されるという内容だ。

「AR Commons Summer Bash 2010」2日目開会時、イベント場所を提供した内田洋行から同社のARの取り組みが語られた。ARの教材活用やオフィスプレゼンなど様々な実例が挙げられた

 2日目の司会は、ARユニット「AR三兄弟」の長男・川田十夢氏。まずはイベントのスタートにふさわしく(?)、「AR諸先輩による模範演技」が披露された。いずれも川田氏が開発したAR作品で、ARマーカーが付いたヘルメット「カクメット」からビームを出す作品や、「ふたつの意味でマジック」、「ARスプーン曲げ」、「AR野球盤」などが登場した。さらにメディアへのAR展開活動も説明され、ひとつのエンターテイメントとしてまとめられており見応えがあった。

「カクメット」のマーカーからビームを出すAR作品。まるでウルトラセブンのよう?

マジックで鳩の形にマーカーを塗り、ウェブカメラにかざすとマーカーの鳩が飛んでいく「ふたつの意味でマジック」。なお、マジックは内田洋行製を使用

マーカーの中のスプーンを念力で曲げる「ARスプーン曲げ」

AR三兄弟による、ARアイドルユニットのプロデュースCM

 AR三兄弟の川田氏に続き、M・SOFT 松本泰英氏が登壇。M・SOFTは1日目の記事でも紹介したように、AR制作者には有名なAR開発ライブラリ「ARToolkit」商用版の日本代理店。元々はC言語のライブラリだが、Java版やFlash版の製品も紹介。また、「ARToolkit」で開発する際のガイドラインが紹介された。

M・SOFTの松本氏。「ARToolkit」のユーザーは多く、その作品がYouTubeやニコニコ動画にアップされている

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