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迷わず行けよ! PNDで渋滞知らずの快適ドライブ! 第3回

夏のPND新モデルをレビュー!【Air navi編】

2010年07月29日 12時00分更新

文● 真鍋裕行

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もうスマートループナシではドライブできない!

 表示されたルートを走行していて感じたのが、スマートループ渋滞情報のフィードバックによるルート選択がかなり繊細だということ。そのため、渋滞情報をキャッチすると、そこを避けるようにリルートされる。なので、ほぼ渋滞に遭遇することなく目的地に到着した。唯一、渋滞しているところを通ったのだが、モニターにある渋滞ボタンを押すと、どこで渋滞が発生していて、どのくらいの距離で通過するのに何分掛かるかが表示される。VICSでは、ここまで細かい情報は確認できないので、とても便利な機能だ。

 そして目的地に到着したのだが、ここでAir Naviならではの便利機能「ナビポータル」を使って周辺の空いている駐車場を検索した。空車情報はリアルタイムなものなので、駐車場探しに時間が掛かるということが避けられるのでありがたい。

ナビ画面の渋滞ボタンを押すと、ルート上にある渋滞の距離と通過時間が分かる

ナビ画面の右下にある時計のウィジェットを押すと時計の表示になる。これは見やすい

現在地、メニュー、NAVI/AV切り替えのボタンは、モニター左側に配置

ルート検索を行なったときに表示された到着予想時刻より1分早く江ノ島に到着した

ナビポータルでは、観光情報以外に公開されている取締り情報を確認できる

到着時刻がほぼ正確なので、旅行の計画を立てやすい

スマートループは有料だが、お金を払う価値は十分すぎるほどある。特に渋滞が激しい都市部を頻繁に運転するという人は一度使ってみてほしい。もうスマートループなしでは運転したくなくなるだろう

 今回「ATIC-T07」を使った印象としては、フラッシュメモリーが8GBと大容量になったことと、地図データを圧縮したことにより、ナビ自体の動きがとてもスムーズになったように感じた。また、デザインやカラーリングもスタイリッシュになり、今までの無骨な感じがなくなったのも嬉しい。

 スマートループだが、ホンダのインターナビと情報を共有したことによるデータ量の増加により、これまで以上にきめ細かい渋滞情報をキャッチできるようになった。目的地を設定して走行していると、渋滞情報により逐一細かくルート変更を行なっていたので、これがスマートループの威力といえる。このように、約1年前に発売された先代に比べても大幅に進化を遂げた最新のエアーナビ。これならHDDモデルから移行しても問題はないはずだ。

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