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なんと漆塗り! ScanSnapの50周年記念モデルが発売

2010年07月12日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 PFUは12日、同社の創業50周年を記念した限定商品として、漆塗りを施したドキュメントスキャナー「ScanSnap S1500 創業50周年記念特別モデル」と「ScanSnap S1300 創業50周年記念特別モデル」を発売する。ともに25台ずつの限定受注生産となる。

「ScanSnap S1500 創業50周年記念特別モデル」。ボディー表面が蒔絵を施した漆塗りパネルになっている。中身は通常のS1500と同じ

 PFUは1960年に石川県にて「ウノケ電子工業」として創業し、2010年11月1日で創業50周年を迎える。そこで今回は、同社創業の地である石川県の伝統工芸「輪島塗」と同等の技法を用いた記念モデルの制作に取り組んだ。漆塗り加工は、同県の大徹漆器工房によるもの。ボディーの表面パネルに漆塗りが施され、石川県の県鳥である大鷲とScanSnapのロゴが、蒔絵技法の「肉合蒔絵」(ししあいまきえ)により描かれている。

ScanSnap S1300 創業50周年記念特別モデル

ScanSnap S1300 創業50周年記念特別モデル

 大徹漆器工房とPFUの間のコラボレーションは、HHKBの10周年記念として2006年にも実施されているので、記憶している読者もいるだろう(関連記事)。

大徹漆器工房と制作中の限定モデル。同工房とのコラボレーションは、以前にもキーボード製品で実施されている

中身だけでなく箱も限定品に相応しい桐箱を用意

中身だけでなく箱も限定品に相応しい桐箱を用意

 ハード・ソフトはともに、通常モデルの「ScanSnap S1500」(Windowsモデル)、「ScanSnap S1300」(Windows、Mac両対応)と同等。手作りによる受注生産なので、注文確定から納期までは最短2ヵ月程度だという。

 価格は、S1500特別モデルが30万円、S1300特別モデルは20万円。同社のオンラインショップ「PFUダイレクト」にて販売される。

 なお、PFUではこれに合わせて、ScanSnapを含むスキャナーのユニークな活用方法・事例を募集する「スキャナ活用術コンテスト」を、12日から8月23日まで開催する。最優秀賞・優秀賞の賞品には、今回の特別モデルがそれぞれ1台ずつ用意されるとのこと。同社ウェブサイトの活用術コンテストページから応募できる。

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