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低コスト導入、手軽な運用、見やすい“生ログ”

レスポンス向上のログ管理「ALog ConVerter Ver.4.0」

2010年06月02日 10時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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 6月1日、網屋はアクセスログ監査ツールの最新版「ALog ConVerter Ver.4.0」の販売を開始した。

ADサーバーから管理者の操作履歴、DBサーバーからDBの操作履歴、プリンタサーバーからプリント履歴など多種多様なサーバーからさまざまな履歴を取得可能

 本製品は、クライアントPCのアクセスログをサーバから本製品に搭載されたリモートモジュールを通じて取得し、ログの高速検索や分析機能を備えたソフトウェアだ。そのため、サーバにもクライアントPCにもエージェントを導入することなくアクセス解析を実現する。また、そういった仕組みうえ、ライセンス料金はアクセス先のサーバだけで済むのが特徴となっている。

 今回バージョンアップしたALog ConVerter Ver.4.0では、アクセスログ検索システムのレスポンスやレポート機能などの機能を強化し、集計/監査のレポートをPDFで出力することも可能になった。

 また、追加機能に関しては、イベント出力先、Alogサーバのディスク残量監視機能、NetApp Ontap7,3,3および8,0への対応、Windows Server 2008 R2のプリントログ収集機能などを実装している。


Oracle Databaseにも対応した パッケージも同時発売

 パッケージは、ログ取得先に併せて下記の通り大きく3つに分類できる。今回の注目点は「ALog ConVerter DBシリーズ」にOracle Databaseに対応したパッケージが加わったことで、SQL Serverとの一元管理が可能になった点だ。また、「ALog ConVerter NASシリーズ」では、Isilon IQシリーズ対応のパッケージも追加された。

ALog ConVerter for Windows
 Windowsサーバに対応したパッケージ。
ALog ConVerter NASシリーズ
 NASに対応したシリーズ。ネットアップ(NetApp)とEMCに対応していたが、ALog ConVerter Ver.4.0では、アイシロン・ネットワークスのIsilon IQシリーズに対応した。そのため、NASシリーズのラインアップは計3パッケージに増え、「ALog ConVerter for NetApp」、「同 for EMC」、「同 for Isilon」となった。
ALog ConVerter DBシリーズ
 DBサーバに対応したシリーズ。従来までは、MS-SQL Serverのみの対応だったが、今回からOracle Databaseにも対応した。パッケージは「同 for SQL Server」と「同 for Oracle」の2種に増えた。

「ALog ConVerter for Oracle」のタスクフロー図

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