5月12日、KDDIウェブコミュニケーションズは、オンラインホームページ作成サービス「Jimdo(ジンドゥ)」において、ユーザーが作成したオリジナルテンプレートを配信・利用できる「PagePartner」を開始した。JimdoはドイツのJimdo GmbHが開発したWebページ作成ツールで、KDDIウェブコミュニケーションズが日本語化を行ない、3月からサービスとして提供している。
これは、自身が作成したホームページのデザインやコンテンツをデフォルトのテンプレートとして提供することが可能になり、逆に他人のオリジナルテンプレートも利用できるというもの。
配信するには、Jimdoを利用して配信したいと思う形式のホームページをテンプレートとして作成し、登録ページからPagePartnerの登録をする。登録が完了すると、「Jimdo登録ボックス」用のソースコードが発行されるので、自身のホームページの好きな場所に設置するとオリジナルテンプレートの配信が可能になる。
Jimdo登録ボックスとは、自身で作成したホームページを閲覧したユーザーが、自分もそのホームページのテンプレートを利用したいと申請するためのブログパーツのようなもの。
ほかのユーザーは、Jimdo登録ボックスに、テンプレートの利用を希望するサブドメインに加えてメールアドレスを登録すると、そのテンプレートが提供される仕組みになっている。
PagePartnerを利用するには、Jimdoのサービスプラン「JimdoFree」「JimdoPro」「JimdoBusiness」のどれかを契約している必要があるが、サービスプランの月額料金以外に追加料金は必要ない。
同社は、病院・レストラン・企業など業種によってホームページの目的や構成はさまざまだが、PagePartnerを利用することで、自分の目的に合ったホームページを簡単に構築できるとしている。
また、今後はPagePartnerが作成したテンプレートをJimdoオフィシャルページに集めて、ユーザーに提供していく予定だ。