飲み屋で拾った「次世代iPhone」(20日)
20日、アメリカのIT系メディア・ギズモードが「iPhoneの次世代機種を入手した」と写真付きで報じ、世界中のTwitterユーザーに衝撃が走った。
入手した次世代iPhoneはApple社のエンジニアが本社近くのバーに置き忘れたものを第三者が拾い、ギズモードが5000ドルで買い取ったものとされている。カメラが前面についているなどの点から「本物」と断定し、記事を掲載した。それに対してApple社が正式に試作機返却を要請したことから本物である可能性が一層高くなった。
ユーザーからは「iPhone落としちゃった人の運命が懸念される」「ずいぶん高いドイツビールになってしまった」「発売前製品を持ち出した上に酔っ払って落とすのは論外」と、試作品をなくしたエンジニアを心配する声が上がった。
一方ギズモードに対しては「ものすごいトラフィックをこの次世代iPhoneのスクープで勝ち取ったし、結局はGizmodo大勝利!」「これって犯罪じゃないの」「こんな形で次世代iPhoneを知りたくなかった」と賛否両論。
また「これが本当に次世代iPhoneだとしたら買うかもしれない」といった次世代iPhoneそのものへの評価に混じり、「次世代iPhone置き忘れの件、正式発表のプレゼンでジョブズがネタにしたら面白いんだけどな」「アメリカのバーに行くと次世代iPhone(本物)が拾えるのか。日本のバーも負けないでほしい」といったジョークも飛んでいた。
今回の顛末はこちらの記事にまとまっている。なお、27日にはギズモード編集長・Jason Chen氏の自宅に家宅捜索が入り、話題が再燃している。
ゲーム専門学校「堀井雄二知ってる人」で生徒「きょとん」(22日)
22日、専門学校のゲーム科で「堀井雄二」氏の名前を知る新入生がまったくいなかったという事実に、多くのTwitterユーザーが衝撃を受けた。
堀井雄二氏といえば名作ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親。「ポートピア連続殺人事件」や「いただきストリート」なども手がけた同氏はゲーム科でなくとも有名と思われていた。ところが、ある専門学校のゲーム科講師が「堀井雄二さんって知ってる?」と挙手を求めたところ、手が上がった数はまったくの「ゼロ」だったとTwitterで明かした。
この意外すぎる事実に「ジェネレーションギャップってやつですかね」「さすがにギャグだよなこれは」「逆に誰なら知ってるんだろう」「ゲームを作ろうと志す人が堀井雄二を知らないって言うのは、言い換えれば歴史を知らないようなものだと思う」と次々に驚きの声が上がった。
その一方で「いい大人が自分の世代の常識を下の世代に求めるなよ」と新入生を擁護する声も。「知らないならこれから勉強すればいいじゃない。そのための学校じゃないの」「堀井雄二を知らなくても、ドラクエの何が面白いのか考えて、もっと面白いゲーム作ろうと思えるなら」と応援ツイートがあふれた。
また「平成生まれが知っているゲームクリエーターはだれなのだろう」というユーザーの質問に、ツイート主は「次回の授業で聞いてみますよ。楽しみ」と回答。今の新入生の知るクリエーターが気になるところである。
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