(株)リコーは2月26日、ファイル保管・共有サービス「quanp」用の専用ウィジェット「quanp drop」をバージョンアップしたと発表した。今回のバージョンアップでは、ウィジェットのデザインや操作時のアニメーションが追加され、アップロード時の楽しさが向上。Windows 7にも対応した。
quanp dropの最大の特徴は、「quanp」用の専用ソフトやブラウザが起動せずとも気軽に使えること。ファイルをドラッグするだけで、quanpのサーバーにアップロードできる。
もちろん、同サーバーはリコーが開発から運営までを自社で行っており、通信はSSLで暗号化されているため、セキュリティ性も高い。
quanp dropを使用するには、quanpのアカウントを取得する必要がある。また、quanp dropは2種類に分かれている。それは、無料会員用(トライアル)のquanp dropと、有料会員用(クオンタム/スタンダード)のquanp drop version Bだ。
2つの大きな違いはシェアプレイスと呼ばれる、共有フォルダの開設権限があるかどうか。料金のほかにも、下の表のようにサーバー容量や送信できるファイルの最大容量に違いがある。
なお、quanp dropを動作させるには無料プラグイン「Adobe AIR 1.5」が必要だが、任意で同ウィジェットと同時にインストールできる。対応OSは以下の通り。
- Windows XP SP2以降
- Windows Vista
- Windows 7
- Mac OS X 10.5.1以降
- Mac OS X 10.6.0以降
quanp dropは、すでにquanp公式サイトで提供が開始されている。