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T教授の「戦略的衝動買い」 第87回

デカくて重いっ!! 究極の目立ち腕時計「EDOX」を衝動買い

2010年02月18日 12時00分更新

文● T教授

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170gの「重さ」が逆に心地いい

 腕時計本体は、ピンクゴールドプレートのステンレススチール製ケースで完璧に守られている。パワーボートに用いられる素材である黒いセラミックを採用した逆回転防止ベゼル、300mの防水性能など、優れた機能性と操作性を実現したモデルだ。何より径45mm、厚さ15.5mmという本体は、一般的な腕時計に比べて圧倒的な迫力がある。

EDOX Class-1 Chronoffshore Retrograde

ピンクゴールドは日本人があまり好まない「小判ゴールド」とは少し異なり、品がある。セラミックベゼルを固定している6個のピンクゴールドのネジもお洒落だ

EDOX Class-1 Chronoffshore Retrograde

確実な操作性を実現する大型で滑り止めカットのあるクロノグラフのプッシュボタン

EDOX Class-1 Chronoffshore Retrograde

側面にはパワーボートのクラス1パートナーシップの証が自慢げに刻印されている

EDOX Class-1 Chronoffshore Retrograde

セラミックベゼルと本体を合わせて15.5mmの迫力。もちろん筆者が持っているモバイルノート「VAIO X」より厚い

EDOX Class-1 Chronoffshore Retrograde

スクリューのように見えるシルバーのボトムカバー。300メートルの防水性能を誇る

 「Chronoffshore Retrograde」という名前通りにクロノグラフ(ストップウォッチ)機能も用意している。時計の一般的な動作である針の回転ではなく、大小3本の針が扇状に「反復運動」(レトログラード)することで時間を計るというのがユニークだ。堅牢なラバーストラップは装着感もなかなかのもので、バタフライ型バックルのおかげで着脱も極めて簡単だ。

EDOX Class-1 Chronoffshore Retrograde

レトログラードの大小3つの針。30秒までは、一番長い秒針が9時位置〜3時位置の間を往復運動する。30秒経過すると、右上の小さな針が扇状に1目盛り進む。そして5分経過すると、左側の小さな針が扇状に1目盛り進む。最終的に60分までの累積時間を測定できる仕組みだ

EDOX Class-1 Chronoffshore Retrograde

ラバーベルトが本体に隙間もないほど密着しているので、装着してもズレにくい

EDOX Class-1 Chronoffshore Retrograde

確実に腕に装着して、ワンプッシュで脱着できるバタフライ型のバックルを標準装備

 実測で170gといいう重さは腕にズッシリとくる。重い腕時計が苦手な人にとって長時間装着するのは苦痛だろうが、筆者には、このヘビーデューティーな感覚が極めて気持ちいい。決して安くはない買い物だが、価格性能比は抜群だ。

EDOX Class-1 Chronoffshore Retrograde

腕時計は重いからといって、決して装着感が悪いわけではない。逆に軽くても疲れることがある。写真は左からスケルトンのSwatch(16g)、LEGO Watch(20g)、100均ブランド(30g)、EDOX(170g)。最軽量の腕時計と何と10倍以上の「格差」がある


今回の衝動買い

アイテム:EDOX Class-1 Chronoffshore Retrograde
価格:19万4250円(御徒町・アメ横「ティーエスホリウチ」にて購入)


T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。

 

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