Windows 7は、Windows Vistaに比べて動作が軽く、要求されるリソースもさほど高くない。そのためWindows Vistaをスキップして、Windows XPからWindows 7にアップグレードする企業も少なくない(関連記事)。
確かにCPUやメモリー容量は数年前の製品でも十分快適だが、ことHDDなどストレージは急速に大容量化&低価格化が進んだため、OSを入れ替える機会に一新しようというケースも多いだろう。
そんな場面で便利なのがHDDコピーツールだ。単純なファイルコピーと違って、実行中のOS環境ごと新しいストレージに複製できるため、いざという際のバックアップ(OS起動環境の二重化)にもなる。
ライフボートが12月4日に販売開始する「LB コピー ワークス11」は、64bit版を含むWindows 7に対応したHDDコピーツールの最新版。HDD以外にSSDにも対応する。対応OSはWindows 7/Vista/XP/2000(Server系を除く)、およびLinux。対応ファイルシステムはFAT16/32、NTFS、HPFS、Linux Ext2/Ext3/ReiserFS、Linux Swapなど。なお、Windows 7/Vista/XPで、FAT16/32、NTFSの場合は、パーティションの拡大/縮小にも対応するため、より大容量のストレージへの環境移行も可能。最大2TBのHDDに対応する。
また、日常的なバックアップ機能も備えており、差分コピーやスケジュールを組んでの定時コピーが可能。万一の場合でも、直前のPC環境を別のストレージに復元できる。価格は6300円。