タッチPC先駆者によるWindowsタッチPC
HP TouchSmart 600 PC
HPのタッチ対応デスクトップ「TouchSmart」は、2007年にWindows Vista対応機として登場したものだ(関連記事)。それがこの冬のモデル「HP TouchSmart 600 PC」で、Windows 7の標準タッチ機能に対応したわけで、Windows 7に合わせてタッチPCを投入してきたところとは、タッチPCに関するノウハウには差がある。HP TouchSmart 600 PCには、HP Directplus直販モデルと量販店向けモデルがあるが、今回では直販モデル「HP TouchSmart PC 600-1060jp」を試用した。
ボードタイプの本体は、やや無骨ながら落ち着いたデザイン。ディスプレーは23型のフルHD液晶ディスプレーである。ディスプレー上部に光学センサーが内蔵されている点は、VAIO Lと同様。使っているタッチセンサー技術も同じものである。液晶パネル表面は強化ガラスで覆われている。光学センサーであるから、本来は画面を強くタッチする必要もないのだが、思わず強打してしまうこともある。こうした保護はありがたい。
なお、ディスプレー下部には「ダウンライト」が内蔵されていて、いろいろな色で発光させられる。キーボードを照らすのにも使えるし、室内のアクセントとしても利用できるユニークな機能だ。
メディアの出し入れや音量の調整は本体の右側面。ケーブル類の接続は本体左側面にまとめられていて、背面には電源ケーブルのみを接続する。そのため設置場所は壁際でなくてもよく、たとえばリビングのテーブルの真ん中に置いても困らないだろう。
HP TouchSmart PC 600-1060jp の主な仕様 | |
---|---|
CPU | Core 2 Duo P8700(2.53GHz) |
メモリー | 4GB |
グラフィックス | GeForce GT 230 |
ディスプレー | 23型ワイド 1920×1080ドット |
ストレージ | HDD 1TB |
テレビ機能 | 地上/BS/110度CSデジタル放送チューナー |
サイズ | 幅582.7×奥行き199.6×高さ448.8mm(最小傾斜時) |
質量 | 約11.4kg |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit版 |
価格 | 14万9730円から(評価機構成時も同じ) |
この連載の記事
-
第5回
PC
結局どれが買いなのか!? 7搭載パソコン言いたい放題 -
第4回
PC
PCはパワーだぜ! 7搭載Core i7/i5タワーマシン対決 -
第3回
PC
Windows 7で地デジを堪能したい! 地デジノート対決 -
第1回
PC
Windows 7で個性が見えた? 話題のCULVノート対決 -
PC
買うならどれだ!? Windows 7最新パソコン特集 - この連載の一覧へ