諭吉3人で英世が5人帰ってくるモデルも!
2万円台で買えるお手頃フルHD
今回は売れ筋の2~3万円台の24インチ激安モデルを紹介していこう。こちらも前回の高性能モデル同様に価格下落が著しく、昨年は4万円台が中心だったが現在はなんと2万円台が中心。4割近くも価格が下落したという計算になる。フルHD=高価という図式はもはや成り立たず、フルHD=当たり前というのが現在の状況だ。
紹介する24インチ普及モデルの特徴は、なんと言っても低価格。HDMI搭載かつ解像度が1920×1080ドットのモデルでは、PS3やXbox 360を直結。ゲーム機用ディスプレーにもなるなど使い勝手もいい。
性能的には全機種でTNパネルを採用し、表示色域は基本的にsRGBまでとなるが、ウェブサイトやコンパクトデジカメはsRGBを採用しているため、実用上の問題は少ない(表示しきれない色域の色は、前回登場した“ルックアップテーブル”が近似色を割り当て、表示を行なうのだ)。さらにメーカーも最新技術を投入し、液晶の画質を左右するコントラスト比を独自に高めるなど、ただ単に安いだけではないのにも注目。ただ、斜めから見た時の発色の変化はTNパネルの宿命的な欠点とも言える問題で正直、解決策はない。視野角が気になるユーザーは前回のIPS/VAパネル搭載機を選ぶのがベストだ。
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