最近はHDDの大容量化&低価格化が進み、自分でパーティションを分けて運用するというケースは減ってきた。しかし、メーカー製PCにはOSなどのバックアップ領域をあらかじめ作っているものが多く、HDDを換装する際にディスクイメージを単純に移行すると、バックアップ領域を挟んで第3のドライブが不本意に作られてしまう、というケースがある。
そんなときに便利なのがパーティション操作ソフトだ。しかし、こうしたソフトは一度使ったら再び使う機会があまりないため、高価な物は買いたくない、というのがユーザー心理だろう。
ライフボートは、そうした低価格なパーティション操作ソフトを求める声に応える製品として、CD起動専用(インストール不可)の「LB パーティションワークス CD起動版」を6月26日に販売開始する。同社の「LB パーティションワークス 12」に相当する製品で、従来のインストール作業が不要なほかは、機能面で違いはない。ただし、ガイドブックは付属しない(同等の内容を含むPDFファイルを同梱)。
同社によると、インストール運用型の従来製品は引き続きバージョンアップしていく、としており、本製品は低価格さを求めるユーザー向けの別製品と位置づけている。そのため、CD起動版については当面バージョンアップの予定はないという。
対応するHDDインターフェースは、IDE、SCSI、SATA、SAS、USB、IEEE 1394。ファイルシステムはNTFS、FAT32、FAT16に対応する。価格は3675円。